知識とは?
前回の本の紹介の続きになります。紹介したい本や好きな本が多いので悩みますが。みなさんが僕が好きな本が気になってくれたり共感してくれると幸いです。
知識の身につけ方というのは誰かに教わる事より、本を読んで身につける事のほうが多いします。いわゆる教科書ですね。
ですが学校を卒業すると自分にあった教科書を探すというのは凄く大変で見つけ出すのに時間がかかります。自分にあった本に出合うまでたくさんの本を読みますが、僕は本をたくさん読む事おすすめします。この自分にあった本を見つけるまで読み続けるプロセスがとても大事だと思うからです。理由として情報不足いうのは何かと不利だからです。やがてたくさん読んで得た情報が僕は知識になると考えています。なので今でも時間があれば本ばかり読んでいます。知らない事が多いと言うのは不利な事が多く怖いからです。
でも実際本を購入するとなると問題は金額です。自分の予算の中から素晴らしい本に出合いたいという事であれば誰かにおすすめの本を教えてもらうのが一番良い方法かもしれません。実際インターネットで何か購入する際もだいたいの人は商品レビュー・口コミを見て判断するはずです。
15年前以上は情報が公開されない時代でクリエーション[物作り・創造]するにも閉鎖的でしょうか、誰に聞いても教えてくれないのかわからないのか
本屋に行こうが知りたいテクニックや論理的な本は無いしインターネットは全然普及されてなく一般的ではありませんでした。今や良くも悪くもインスタグラムやYOUTUBEで公開される時代。でも、僕が若かった時よりは断然良い時代になっていると思います。やる気さえあれば早く出世する事も可能ですしね。嬉しい事は情報が公開される事によって都会と地方の差が無くなりつつある事でしょうか。自分次第でなんとかできる時代かもしれません。
では今回も僕がおすすめする本何冊か紹介して行きます。
味の美学 エーグルドゥース 寺井則彦
https://www.amazon.co.jp/
いわずと知れたエーグルドゥースの寺井シェフの本になります。近年発売された本なので知っている方も多いと思いますし、書店で表紙を見かけた方もいると思います。プロのための本といっても過言ではないです。細かい工程が事細かに書いてあります。日本人ならではの仕事へのこだわりが美味しさに繋がりマネできない味の表現が書かれた本です。エーグルドゥースの美味しさの秘密が隠されている本です。
いまやフランス人達からは日本どころか世界でも3本指に入る目白のエーグルドゥースと言われていますね。外国人の有名シェフも日本に来日する際は必ずという程立ち寄っていますね。皆絶賛しています。この本はプロ向けの本とは思いますがシンプルなレシピのプリン、シュー、ショートケーキ等も載っていますのでご家庭でも是非名店のレシピを試してはいかがですか?
ジョエル・ロブションの芸術
引用:http://bvsbooks.shop-pro.jp/
ジョエル・ロブションの限定3千冊本です。本5冊とビデオテープ5巻セットになります。こちら日本語版です。ビデオには若きジョエル・ロブションが料理の説明をしながら実際に作っています。付属の本と照らし合わせながらビデオで見て学ぶ事も可能です。完全に絶版なので購入方法はメルカリ等インターネットでの購入か神保町の料理専門書店に行けば購入できる思います。僕もこの本を長年大事にもっていて、良く見返しますね。ロブションのスペシャリテのレシピはほぼ掲載されており、昔この本で見た料理が食べたくて実際に恵比寿の[シャトーレストラン ジョエル・ロブション]に食べに行きました。
[ウニと甲殻類のジュレになめらかなカリフラワーのクレーム]と[毛ガニとトマトとアボガドのミルフィューユ仕立て]
はとても美味しくて10年以上前に食べた今でも記憶に残っています。唯一心残りなのは[黒トリュフと玉ねぎのタルト]が食べれなかった事でしょうかね。トリュフの時期の問題なのかわかりませんが僕が行った時はメニューにありませんでした。
こちらはフランス語版で売っている本になります。アラン・デュカスが出版している本で名シェフシリーズの本になります。[BEST OF]シリーズです。こちらの本は安価で上の本で紹介している省略版となります。こちらの本もとても気に入っています。僕が持っているこちらの表紙の本は絶版になっていて現在はこちらです。
引用:https://www.amazon.fr/
こちらは手に入りますので是非!!
ジョエル・ロブションですが一昨年病気で亡くなられましたね。ジョエル・ロブションはフランスどころか世界で功績を遺した歴史に残る名シェフなのでこういう方が亡くなるのはとても残念でならないです。ジョエル・ロブションの弟子達が今後もっと活躍する事願います。
ル・コルドンブルーフランス菓子基礎ノートⅠ,Ⅱ
引用:https://www.amazon.co.jp/
こちらはル・コルドンブルー校の本2冊になります。こちらも恐らく絶版にはなりますが中古でわりとすぐ手に入る本になります。本の値段も手頃ですし、内容はフランスのベーシックな菓子を乗せていますが素人でも作れる内容だと思います。ビギナー向けの本ですね。
個人的におすすめなレシピは[タルトブルダル―],と[シャルロット]、[パリブレスト],[タルト・タタン]、[ケーク・オ・シトロン] ですかね。
レシピもシンプルで簡単です。ビギナーにとってうれしいのは簡単だけではなく写真付きで工程が載せてあるところですね。これで安心して作れますよ!レシピも少量ですし、材料も割と安価な物で揃うと思いますので予算を抑えながら手軽に作れるのも魅力です。
ル・コルドンブルー校といえばいまや世界中にありますが日本では代官山と神戸にありますよね。コルドン・ブルーの先生もとても優秀な方が多いので信頼厚い学校ですね。自宅でこのレシピで作ってみて美味しかったらル・コルドンブルーに習いに行くのもアリだと思います!