今回はフランスの秋の味覚キノコを頂きました。キノコといってもフランスのキノコは違い味が濃く肉料理や生クリーム等の乳製品ととても相性が良いです。日本のキノコは逆に繊細でお吸い物や焼き物に合うというイメージですね。僕はフランスのキノコが大好きで秋冬を毎年待ち遠しくしています。
今回は僕の大好きなジロール茸とセップ茸を購入して自宅で調理しました。トリュフも大好きなんですが高級なのでなかなか食べれないのが現実です(笑)
前からやって見たかったジロール茸のキッシュ。数日前からコツコツとブリゼ生地などを準備してアパレイユ・キッシュにニンニク、パセリ、エシャロットでソテーして味付けした物をブリセ生地の中に入れてパルメザンチーズを振りかけて180度のオーブンにGO!!!
美味しそうに出来ました! お味は、、もちろんすごく美味しいです!
また翌日ですが今度はセップ茸のクリームパスタに挑戦。
ニンニク、エシャロットでセップ茸をソテーし、白ワイン、生クリーム、クレームエペスを加えて煮詰めソースを作りそこにタリアテッレのパスタを加えて仕上げにイタリアンパセリを少々。完成です。
文句無しの美味しさです。大きく切ったセップ茸とソースの為に小さく切ったセップ茸がとても良い仕事をしていました。香りの余韻が長く満足感がすごかった。
我が家の裏メニュー。余ったジロール茸とセップ茸で炊き込みご飯。もちろん味付けは日本料理に。
昆布でダシを取り、塩、醤油、酒を入れそこにジロールとセップ、シャンピニオンを加え炊き込みます。炊き込みから蒸らしまで約一時間。炊き上がったら器に盛り仕上げにネギと生セップのスライス飾り完成です。
絞めのデザートはというとParisで買ってきた「ヤン.クブルー」の タルトとババ・オ・ロムです。
見た目が美しいですね。ババ生地がとてもキメ細かいです。こちらのババは中にリ・オ・レが隠れています。
こちらはライムと紫蘇の定番タルト。心地良い青い香りがクセになりそうです。
現在フランス全土でロック・ダウン中です。まだまだコロナを警戒しなくてはなりませんが早く元に戻って欲しいと願うばかりです。日本の皆様も大変だとは思いますが皆でこの状況を乗り越えていきましょう。世間が嬉しいニュースで溢れる事を願うばかりです。